【毛細血管info③】ゴースト血管と様々な症状①(認知症①)
こんにちは!
最近は日中少し暖かいなと感じても、夜はすごく冷えたりしますね(;'∀')
まだまだ春は遠いようです。。
さて、ちょこっと復習です!
先週の【3か月トライ】編では、社長(武野)から毛細血管と気温に関するコメントがありました….ε(*´・ω・)з゙
また、とくダネ!(フジテレビ)に番組協力させていただきましたが、その時も「血流」に注目が集まっていました。
なぜ血流が大事なのか。
【毛細血管info①~②】でお話した通り、ゴースト血管は「血管の変形」と「血流量の低下」から引き起こされるからです(;゚Д゚)
毛細血管info
【毛細血管info②】では、ゴースト血管化が進むと起こりやすいものとして、
いくつかの症状を挙げてさせていただきました。
その中で、今回は【認知症】について、詳しく見ていきたいと思います。
ゴースト血管化が1つの原因と言われている症状
認知症、骨粗しょう症、肌老化(シミ、シワ、くするみ、たるみなど)、薄毛、むくみ、疲れ、肩こり、頭痛、冷え性、眼精疲労、関節痛、物忘れ、アレルギー、メタボリックシンドローム、動脈硬化、糖尿病
質問です!!
なんとなく似たような感じがするこの言葉。
違いは分かりますか??
ディメンチアのこと。後天的かつ器質的な原因により、正常に発達した脳機能が著しく衰え、自立的な生活を送ることが困難になった状態。記憶障害、認知機能障害など、さまざまな症状が生じる。(引用:アルメディアWEB)
アルツハイマー病
器質性認知症の一種。不可逆的・進行性で、記憶や思考能力が徐々に障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力失われる。主に、初老期、老年期に発症する。(引用:アルメディアWEB)
・・・難しいですね。
もうなんだか、意識が飛びそうです(;゚Д゚)
言葉の意味としてはこのようになるのですが、実はアルツハイマー病とは違い、「認知症」というのは病気ではないんです。
「認知」という言葉は、「認める」「知る」という2語から成ります。
つまり、「それが何か」ということを理解できる状態です。
<日常>
Aさん:なんかのど渇いたな~
Aさん:おっ!お茶がある
・お茶があることを認める(発見する)
・お茶が飲めることを知っている(記憶している)
Aさん:飲もっと!
・お茶を飲む(行動に移せる)
「なに当たり前のこと言ってるの??」
と思われた方もいるかもしれません。
「認知症」というのは、今、あなたが当たり前だと感じたこの一連の流れが、脳の機能によってうまく作動されない状態になっているのです。
そうすると、日常生活を送るうえでも、一人では生活できないのが想像できますよね。
皆さんの体は、怪我をしたら血が出ますよね?
それは、体中に血が巡っているからです。
血は血管という管を通って運ばれます。
脳も例外ではありません。
認知症患者の方の脳の断面図をMRIで見ると、まだらに白くなっている部分が多くみられるのが、最近の研究で明らかになってきています。
まだらに白くなっている部分では何が起こっているのでしょうか。
なんと、、、
血が流れていないんです。
続きは次回。
参考:
認知症フォーラム.com
冨本秀和, 脳微小血管障害による認知症発症への関与;病因論的考察
神経治療1, vol. 33, 194-198, 2016
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