「次は丸ちゃんか」 事業開発マネージャー（丸田）から、【3ヶ月トライ】後の感想をWordファイルで受け取った広報（千歳）。 彼は大阪本社にいるので、日頃からどのような生活をしているのか、正直分かりづらいところが多かった。 そして何より、、、 毎週の…

「時は来た」 A4サイズ1枚ほどの資料を作り終えた広報（千歳）は、険しい顔をしてそれをじっと見つめていた。 あとはどうやって彼らにそれを実行してもらうか。 悶々と思い悩むが、結局最後はこうなる。 「お尻叩くか」 ※比喩的な意味で、実際には叩きません…

「きゃははは！」 あどけない子供の笑い声。 突然聞こえて来たその方角に顔を向けると、幼稚園児たちがいた。 そしてその向こうには満開の桜が見える。 続いて視線の先に東京タワーが。 前だけ見て歩いていたら気づかなかったかもしれない。 時間を気にして…

「今から向かいます！」 つい先ほど、1件のアポを終えたCMSO（横山）と広報（千歳）。 この日の天気はあいにくの雨。 なぜかそういう時に限って複数のアポが入る。 ちょうどこの時、別の場所ではCOO（岡崎）がテレビ収録の撮影に出かけていた。 新米広報（千…

「まさかっ！！！」 開いた新聞を握りしめ、そこに映る文字に驚愕した広報（千歳）。 一度それを閉じ、机の上に載せる。 そして再び新聞を手に取り、同じページを開く。 やはり、見間違いではなかった。 そうだ。見間違えるはずがない。 なぜならそれは、30…

「これ、チェックして！」 ある日、広報（千歳）に届いたCMSO（横山）からのメッセージ。 何だろうと思いながら、メッセージについているリンクをクリックする。 カチッ。 新しいタブが立ち上がり、「それ」が姿を表す。 あ～、そういえば昔、こういう雑誌を…

「うああああああ～！！！」 ダメだ。 このままではダメだ。。 広報（千歳）は悩んでいた。 左手に素焼きナッツの袋を持ちながら。 一進後退を続ける自分の毛細血管。 なかなか理想とする形状にまで辿りつけない。 いや、そうではない。 自分でもなんとなく…

「今日は、どんな予定ですか？」 ちょうどお昼の1時を過ぎたころ。 そろそろランチを食べに行こうとウキウキしていた広報（千歳）。 最近はランチの新規開拓が趣味になっているヾ(´ε｀●)ノﾙﾝﾙﾝ♪ ちょうどオフィスに戻ってきたCOO（岡崎）から突然予定を聞か…

「展示会の出展料って高いんですね」 今年出展する展示会について、CMSO（横山）から調査を指示されていた広報（千歳）。とんでもなく高額のイベントに出展しようと提案し、費用対効果を問われ撃沈したばかりだった。 ちょうど運ばれてきたネパール料理のプ…

「東京ビッグサイト 西2ホール入口で待っています」 1か月ぶりに会う社長（武野）。 突然届いたそのメッセージに、エスカレーターを駆け下りた。 慶應義塾大学医学部 新井先生の講演が、ちょうど終わったときだった。 そのとき広報（千歳）は、1月23日から始…

「さむい。。。」 オフィスの片隅で、コートを肩にかけながら震える広報（千歳）。 周りには誰もいない。 そう、誰もいないのだ。 エアコンのリモコンに手を伸ばしそうになる自分を抑える。 「まだ、大丈夫」 独り言ちながら、セブンイレブンで買ったカフェ…

「明けましておめでとうございます！」 オフィスに出社し、元気よく新年の挨拶を述べる広報（千歳）。 今日からまた、新しい1年のスタートだと思うと清々しい気分になってくる。 大きく息を吸い込み吐くと同時に、CMSO（横山）の声が聞こえてきた。 「今日、…

「なんで、CASで撮らないんですか？」 事業開発マネージャー（丸田）の言葉に、広報（千歳）は焦った。 チャットでやり取りしているため表情は相手に伝わらないが、思わずキーボードを叩く指が止まる。 「いつか来る」と思っていた日が、ついに来たことを悟…

「言っとくけど君たちの血管、（人前に）さらせるレベルじゃないから」 社長（武野）の言葉に、頭をガツンとぶつけたような衝撃を受けた。 前回のブログの感想を尋ねたところ、ブログの内容よりも毛細血管に関するコメントを頂戴したあたり、さすが社長！！…

「これが、、私の毛細血管？！」 恵比寿にある、とある建物の一室。 初めて自分の毛細血管を見た私は、その形状と色合いに驚いた。 「うーん。まぁ悪くないですね」 声がする方を向けば、モニターを見ている男性と目があった。 彼が【血管美人】を使って、私…